沿 革
今井館聖書講堂の由来とNPO法人今井館教友会
今井館聖書講堂は1907年(明治40年)に、大阪の香料商、今井樟太郎の遺志に基づき、妻信子により内村鑑三に献じられた建物です。
内村鑑三は、柏木(現新宿区北新宿)の自邸内に建てられたこの講堂において、終生聖書の真理を説き続けました(その間5年半ほど東京中心部に進出)。
没後5年目(1935年)に、今井館は区画整理の対象となり、取り壊しの運命に直面しましたが、弟子たちの奔走により目黒区中根の現在地に移転することができました。
1986年には図書資料センター(現資料館別館)が増設され、さらに2003年には篤志家の寄付によって今井館資料館の新築をみることができ、現在に至っています。
聖書講堂と資料館の管理・運営にはNPO法人今井館教友会(理事
15名、監事2名、評議員15名)があたっています。また月曜から金曜までの日常業務は、10名ほどの事務局員が交代勤務で行っています。